腸管出血性大腸菌感染症多発警報の発令について

8月30日(金)から9月8日(日)まで、県下全域に腸管出血性大腸菌感染症多発警報が発令されています。
本年度2回目の発令です。
感染を防止するために、次の点に注意しましょう。

○調理前には、石けんで十分に手洗いをしましょう。
○食肉など加熱して食べる食品は、十分に加熱しましょう。(食品の中心温度を75℃、1分以上の加熱が必要です。)食肉などを生で食べることは、食中毒の危険があるので避けましょう。特に、子どもやお年寄りの方は、重症化の危険性が高くなります。
○焼き肉など調理しながら食べる場合は、生肉を扱う箸(はし)と食べる箸(はし)を別々にしましょう。

○排泄のお世話などで、患者の便に触れた場合は、石けんと流水で十分に洗い、消毒しましょう。
○おむつ交換時の手洗い、幼児・児童に対する食前の手洗い指導の徹底、簡易プールの衛生管理にも注意を払いましょう。

○気になる症状がある時は早めに医療機関を受診し治療しましょう。主な症状は、腹痛や下痢です(軟便の場合もあります)。病状が進行すると血液の混じった下痢(血便)になったり、溶血性尿毒症症候群(HUS)という腎障害を引き起こす場合もあります。

腸管出血性大腸菌感染症についてのご相談は、最寄りの保健所(彦根保健所)までお願いします。